SBやYモバで使える物理eSIMカード
物理スロット1+eSIM1等の構成端末で 物理eSIM+eSIMのデュアルスタンバイにすると、eSIM被りで作動不具合を起こす可能性があります、ご注意下さい。
eSIMって端末内蔵のチップに書き込む制度なのですが、
物理カード型のeSIMチップに書き込むって特殊なチップ入りカードが存在するんです。
世界的には
eSIM.me とか
5ber とかが有名です
ソフトバンクとYモバイルでは公式で物理eSIMカードに対応した端末があります。
ソフトバンクでは
・AQUOS R6(ビルド番号:S0031)
・BALMUDA Phone(ビルド番号: 1.052PO 以降)
https://www.softbank.jp/support/faq/view/57252
Yモバイルでは
・かんたんスマホ2(ビルド番号:1.141MI以降)
・かんたんスマホ2+
https://www.ymobile.jp/support/faq/view/57254
が対応端末になってます。
いつかこのsimで遊ぼうと思って BALMUDA Phoneと かんたんスマホ2+ は持っていたのです。
まぁずっとブラックなので契約追加が出来ないのですが・・・・
カードリーダーでeSIMを書き込む
いつも入り浸っているマイネ王にこんなスレッドが立っていたのです。
プリペイドSIMにpovoのeSIMをインストール
https://king.mineo.jp/reports/307689
【SIM道楽】~噛めば噛むほど味の出る~ 物理・eSIMカード5種類にカードリーダでアクセスしてみた
https://king.mineo.jp/reports/308098
という2つのスレッドから、格安で物理eSIMカードで遊べる環境が構築可能という事が分かりました。
という訳でamazonでsimカード購入する事にしました。
三キャリア対応 チャージ可能 SIMカード Docomo Softbank KDDI 日本 300M 30日間 物理SIM プリペイド sim データ通信専用 5G 4G LTE 日本通信 prepaid internet data sim card japan travel (データ残量を簡単チェック、多言語サポート)
こちらはプリペイドSIMとして販売されていますが、カードは物理eSIMを使っているのです。
環境を整えれば物理eSIMカードとして機能するようです。
(一時タイトルに「eSIMカードではありません」という文字が入っていました)
なにがすごいってこのsimカード760円なんですよ!!
普通の物理eSIMカードは5千円位します。
最初、PCで書き換えを行おうと思ってたのですが、キッズフォン3にpovoをインストールを試みて、失敗したQRコードを利用してたようで、一度失敗したQRコードが使えないって知らずに苦労しました。
パソコンでは割と適当なカードリーダーでも作動するようですが、ドライバとかインストールできないスマホだと、有名なカードリーダーを使う方が良いようです。
上のマイネ王2番目のスレッドでは「9eSIM」というアプリでコントロールできるのですがおすすめのカードリーダーは
Thales(旧Gemalto)のカードリーダー(IDBridge CT30等)
という事で探してみました。
そこでいつものヤフオクを覗くと300円程度(送料込)で手に入り、amazonで1600円位のカードリーダー買ったのがバカのようでした(大汗)

使用済みのマルチカードのmicroをフィルム付きのカードサイズ変換に入れ替え、テープで補強してサイズ変更治具を作って書き換えを容易にしました。
pixel7a+9eSIM(アプリ)+USB AtoC変換(ダイソー)+カードリーダー+カードサイズ変換治具+プリペイドSIM(eSIM)
という文字にすると非常に長い組み合わせにてインストールします。
少しだけ解説します。通常の9eSIMアプリを含むeSIM用アプリは自社が発行したEIDのsimしかコントロールできないようにしてあるのですが、9eSIM+USB経由の場合だけはどのEIDでも機能するという現象があり、そのバグを利用する方法になります。
PCを利用した方法もありますが、この場合もどのEIDかは関係なく作動しますが、オープンなプログラムな為作動保証はありません。
9eSIMでの操作の話に戻ります。
このプリペイドSIMはeSIMカードとして利用する場合はデフォルトのプリペイドSIMは削除した方が良いです、強制でプリペイドに切り替わったりします。安定動作には無い方がいいようです。
私はPCで試みた時に削除しましたが、このアプリでも削除はできるはずです。

上はデフォルトのプリペイドSIMは削除した状態です。
ここにpovoをインストールします。
別端末を使って、アプリで「インストールできない場合はここ」的なところをクリックしてQRを出しましょう。(またはスクショを取って別のPCやスマホで表示できるようにしましょう)

QRを読むとアドレスやIDが自動で入力されます。(アドレスやIDをコピペしてもOKです)

povoですが「au」と表示されます。
まぁこんな感じでインストールできます。

正常にインストールできました!
このカードにスマホからでも、PCからでもeSIMが書き込める確認ができました!
とまぁ、ほぼすべての端末やPCで利用可能な利用方法として紹介された方法を踏襲できました。
ここからはオリジナルな情報です。(マイネ王では報告済みですが)
ソフトバンク系物理eSIM対応端末+EIOTプリペイドsim
さてこの記事の本題の部分にやっと突入です。

EIOTのプリペイドsimに実験的にpovoを再発行しては再インストールを繰り返し複数書き込みが正常に働く事を確認しました。

9eSIM+USBカードリーダーで制限を突破する事ができるように、ソフトバンクの物理eSIM対応端末もEIDにかかわらず物理eSIMをコントロールをできるようです。
もし、この予測が正解であれば、色々な国から販売されている物理eSIMカードはすべてSBやYモバの対応端末で「追加、削除、切り替え」のコントロールが自由にできる可能性があります。
なかなかそこまで多数の物理eSIMを手に入れてコントロールできるか試すだけの余裕(気持ちとお金)はありません。
手元にある物理eSIM対応端末で、正規eSIMを手に入れて実験しようと思ってましたが、およそ760円で純正と同等に扱える物理eSIMが手に入る事が解ってしまったので、純正の物理eSIMを(金を掛けて)手に入れる意義が見えなくなってしまった・・・