みまもりケータイsimをスマホに
XperiaZ4にみまもりを入れた記事を書きました→こちら
あわせてどうぞ
みまもりケータイといえば、ソフトバンクの子供用の携帯端末
ワンタッチで電話が掛けられ、防犯ブザーもついている便利な代物
でも子供くらいしか使えないじゃんと思うのが通常
でもマニアは違った(自分も?)
このみまもりケータイとsimを別々にしたらどうなるか実験したのである。
先ずは基本事項からおさらいする。
みまもりケータイは現在”3”が発売されており
当然、初代と2が存在する。
なお、今回はsimの利用を考えているので端末としての特徴は割愛
料金一覧はこちら
シリーズの契約としての違い
先ず初代(型番005z)
利用料は最安の467円+税
唯一の月額の安い端末
みまもりケータイ2(101z)
利用料は562円+税
特徴が無いのが特徴
みまもりケータイ3(202z)
利用料は562円+税
メールの上限が200円らしい
(2ではメールを受け取るが端末が破棄するようなシステムで、
実は大量のスパムが来ていて青天井というトラブルがありこうなったらしい)
MMSが必要なら初代と3を利用にあわせて選択すると良いかと
新しく4が発売されたので追記
みまもりケータイ4(601SI)
利用料は490円+税
送信先が10件に増えた
専用端末ではSMSが使えずMMSとなる(送料無料)
VoLTE対応
5分カケホ
みまもりケータイ4についてはこちらに
この記事の設定とは異なりますのでご注意下さい。
追記ここまで
契約をする上での注意
安上がりな端末だが、契約に際し親(扱い)となる、ソフトバンクのホワイトプラン(相当)の回線が必要になる。
このホワイトプラン”相当”ってなに?となるのだが、なんでもOKらしい。
スマ放題、スマ放題ライトはもちろん”みまもりケータイ”の回線も親となる。
新規みまもり2台では出来ないが、親ホワイト←子みまもり の親ホワイトをみまもりに変更する時に
子のみまもりを親として 親子みまもり⇔親子みまもり の関係にも出来る。
あと、マイソフトバンクの重要な項目の変更に”親宛て”に2段階認証のSMSが発信されます。
なので、自己管理するのに”2契約以上持っている必要がある”(親はMNPしちゃっても良いけど)。
みまもりsimの通常利用
ではみまもりsimをsimフリー(ロック解除済含、以下simフリー)の端末に入れた場合の挙動について、
通常の3Gのホワイトプラン(以下銀シム)との違いについて、解説する。
電話の機能
電話の発着信、登録件数の制限は本体としての機能なので、制限は無くなる。
みまもりのsimはホワイトプランとして扱われ、1:00~21:00の無料時間もそのままである。
通話料もホワイトプランと同じである。今のところ違いは見つかってない。
SMSメール
通常のホワイトプランと同じ
スマホなら設定なしでもデフォルトのSMSアプリで通信可能
端末がdocomoガラケーでもSMSが使える(HW-01dで検証)
MMSメール
通常のホワイトプランではウェブ使用料300円(S!ベーシックパックと言わなくなってた)が必要なのだが、みまもりの契約ではすでに含んでいるので、追加費用無しでSMMが利用できる。
青天井の危険もある諸刃の剣(契約的に通信しないという選択肢が無い)
ちなみにメールサーバーもホワイトプランと同じ物を使ってい
どこからどこまでも同じにしか見えないホワイトプランとみまもりプラ
simロック解除してある3Gソフトバンクガラケーがあればまったく同じに利用できます。
simロック解除してある(可能な)ガラケーってあるの?という疑問に当たるのですよね。
公式でsimロック解除可能な3GガラケーはCOLOR LIFE5 WATERPROOF又は、かんたん携帯8の2機種
それ以外ではVoderFone時代のロックのゆるい機種、740SCの非公式解除
上記くらいだと思います。
ガラケーの利点は「勝手に通信することがほぼ無い」という事だと思います。青天井の心配もほぼ無いです。
自分は740SC(解除済)を2台ほど確保しておりますが、カメラが低性能とか、電話帳の編集、バックアップやら、イヤホンマイクの規格やら、充電器などが使いにくいので、違う方法を考えるようになりました
銀simと同じなら銀simをスマホに入れる人を参考にしたら使えるんじゃね?と
やっと本題になってきました
スマホでMMSをする為の話になります。
後述しますが、wifiでSMMを通信することによってパケットを使わない方法です。
電話とSMSだけなら3G対応の端末ならなんだって良いのですよ。知る限りガラケーでもスマホでも使えます。
でも使えるならメール使いたいよね?って辺りが苦労のポイントです。
電話とSMSにMMSを使いたいとなると、メリットとデメリットが発生します。
メリットはMMSが使える事、当然ですね。
デメリットはパケット代が青天井!!うん、節約が全部吹っ飛ぶ威力だよね。
危険を最小限にしながらメールの設定と利用について話を進めよう。
MMSをする上で重要なのは通信すると言うこと。ある意味当然ですよね
ちなみにSMSは電話回線の利用なので、電話ができれば可能ってなります。
色々試しましたが、メールのパケットのみを通すという設定は私はできませんでしたので、
自宅にwifi環境がある、会社にもある、ルーターを持ってる。などの人向けです。
メールの記事を漁っていると古いメールアプリでという記事がありましたが、最新版でOKです。
先ずはwifiがきちんと設定され3Gで通信しないように設定しましょう。
(機種によっては設定でwifiと携帯の通信を併用するらしいので注意
続いてAPNの設定。(先人に感謝しつつコピペ)
APN open.softbank.ne.jp
Proxy: [未設定]
Port: [未設定]
Username: opensoftbank
Password: ebMNuX1FIHg9d3DA
Server: [未設定]
MMSC: http://mms/
MMS Proxy: mmsopen.softbank.ne.jp
MMSの最大メッセージサイズ: 307200
MMS UA Prof URL: .com
MMS Port: 8080
MMS protocol: [デフォルト](WAP2.0)
MCC: 440
MNC: 20
Authentication type: PAPまたはCHAP
APN type: default,supl,mms
APN protocol: IPv4
上記の設定をしたら。wifiに繋いだまま、ソフトバンクのメールアプリのwifi設定を押すとメールに必要なパケットのみ3Gで通信して、wifiでのメールが認証されます。
(たしか2014年の11月に設定したときはwifiを切れって言われて数十円分のパケットが漏れたが・・)
認証に掛かるパケットは10円位だったと思います。
これでメールの設定はできましたので、APNをばっさり削除しておきましょう。
これで青天井の危険は減ります。でもデフォルトでAPNの情報が残っていて悪さするといけないので。
通信できないダミーのAPNを作成し、設定、通信量制限を最低で設定し、データ通信はOFFにする。
まぁこんな設定が良いと思います。
現在2年ほど利用しておりますが、漏れた事は1度もないです。
wifiの圏外でのMMSの受信について
ソフトバンクの3GケータイではSMSで一旦通信が来た事を知らせ、smsを超える部分についてダウンロードするかどうか選べるシステムがあります。(最近は自動でダウンロードがデフォルトっぽい?)なので、wifi圏外(データ通信が出来ない状態)であっても、メールが来たという知らせがSMSで即時到着します。
知らせの内容から、重要と思えるメッセージであれば、コンビニなどのフリーwifiを使い受信するとか、メールが着てからルーターの電源を入れて受信などができます。
この方法でスマホ1台持ちでの生活も不可能ではないです。
ホワイト+S!ベーシックとして、破格の安さで利用できるみまもりsim
MVNO各社は大体通信+700円くらいで音声通信が可能です。
デュアルsimデュアルスタンバイ(DSDS)のスマホがだんだん世に出てきて。
2台持ちじゃなくても電話はキャリア、通信はMVNOで安く済むじゃん。という選択肢が出てきました。
まぁこんな記事を書いて、世間に広まって。ソフトバンクに目を付けられ。
IMEI制限なんて事もあるかもしれません。(多分無いが、制限されてもメールだけ)
そんなこんなで、キャリアへの支払いを極限まで減らす生活を目指すのであった