古いイヤホンマイクの再生

再生なんてかっこ良く書いてみましたが、別に壊れている訳ではありません。

いわゆるFOMA端子と呼ばれる古いガラケー用のイヤホンマイクです。

マイク部分とイヤホン部分が分離するタイプでした。
このイヤホン部分が、

すっごい音が良い!!

いや、いくつか家にあるヘッドホン関連を試してみたのですが、段違い。
バブルの名残を感じます。
(これを持っていた事に気が付いたのが最近なのですがw)

そして、どのケータイに付いてきた物か全然おもいだせませんw
当時東芝は他社と配線が異なっていたので、この辺りの会社の付属品だったのでは?と思ってます。

さて、ヘッドホンだけ使えれば延長と組み合わせて十分な性能を発揮してくれるのですが、せっかくだから付け替え式のスイッチ付イヤホンマイクとして再生させたいと思いました。

100均で買える市販のイヤホンマイクからケーブルを拝借し交換して今でも使えるようにしたいと思います。

マイクとスイッチの付いた部分を解体します。
接着されてますので無理矢理割り開きます

こんな中に8本もケーブルが接続されてました。

ちなみに確認すると
L R G マイク スイッチ+ スイッチ-×3
こんな具合でした。
(スイッチの極はありませんから+-は仮です)
ちなみにマイクをショートさせて抵抗を0にするとスイッチが押されたと判定するようです。
(元々抵抗が0の場合はマイク無しイヤホンと判定)

元々の配線を外していきます。
また、作業時のハンダの状態を良く見る為に虫眼鏡をつかいます。
スマホスタンドを利用して虫眼鏡を固定してます。ナイスでした。
うっかりテーブルを焦がさない為に雑誌の上で作業してます。

綺麗に外しました。

こちらのイヤホンマイクから端子を頂きます。

解体して、ケーブルの色と配線をよく確認しておきます。
この製品では L(青)R(赤)、MIC(緑)、グランド(銅) でしたが、ケーブルの配色は製品毎に違います。毎回確認が必要です。

マイクの部分ですべての配線を切り、スイッチ付マイクと繋げます。

一旦接続して、機能のチェックです。
どうやら問題無く使えるように接続できたようです。

最後にマイクとスイッチのケースを接着して完了です。

今後ケーブルが断線してもマイクとスイッチまでの部分であれば簡単に交換可能となりました。

合体も分離も容易ですし、別で買ったボリューム付きの延長ケーブルにヘッド本部分を使えば手元でボリュームも変えられます。

テスターやハンダゴテ持っているのが一般的ではないと知った今日この頃。
多方面に少しずつ色々な事がしたいので、道具は多種類集めてしまう、そんな趣味を持っていたと再認識した今日この頃のお話